汎用コンバイン・天国と地獄

先週から中断していた隣町の営農の除草剤散布にやって来ました

農薬散布を反対する近隣住民のクレームでストップしていた場所です。
営農組合と農協を交えて話をした所
『事前に告知があれば散布しても良い』
という事で折り合いがついたそうです。
いやぁ、よかったよかった。

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という訳で、残った2.5haの散布です。
まぁ何の事はない面積。
10時半には終わってしまいました。

「すぐ終わって良かったですねぇ」

と営農役員さんに言うと

「ホントは先週終わってたんだけどな」

と苦笑いされました。

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名残り惜しさのカケラもなく撤収。
心残りがひとつ消えました。

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午後からは大豆刈りです

今年は良い感じかと思ったら、猛暑と秋の日照りで草の勢いに負けてしまいました。
そのあと、連続の台風に倒されて散々。
大豆って一体なんなんでしょう……
米農家が片手間でやるには手間がかかり過ぎです。

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農協の払い下げの汎用コンバインHC300。
何年前の機械でしょうか。

当たり前解説『汎用コンバイン』
収穫機コンバイン・バーベスターは、大きく分けて2種類あります。
1つはお米を刈る『自脱型コンバイン』。日本人の皆さんが普通に思い浮かべるコンバインです。
もう1つが『汎用コンバイン』。『普通コンバイン』とも言います。
このコンバインは主に、豆・麦・蕎麦を刈るのに使われます。
世界的にはコンバイン・ハーベスターと言えば、後者の汎用コンバインを差すのが一般的です。

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コックピットは一応、いつもの稲刈りで乗っているJAPANとほとんどおんなじ。
しかしながら、貧相な足回りに隙間だらけのキャビン。
まったく天国と地獄ほどの差があります。

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大豆の倒伏は、はっきり言ってあまり刈れません。
無理矢理すくって刈る事は出来るのですが、そうすると土を混入させてしまいます。
脱穀機やタンクで土が付着した豆は価値が下がってしまうのです。

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30a1枚刈って、やっとグレンタンクが満タン。
やっぱりあまり良い出来じゃないなぁ。

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この汎用コンバインのグレンタンクは、JAPANのグレンタンクよりも遥かに小さいので、後ろ窓の視界は良好。

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しかし、両側のアブソーバーが壊れてるので、勝手に閉じて来てガンガン頭を打ちます。
ええい!ポンコツめ!

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それでも、なんやかんやと快調に刈っているつもりでしたが、毎年恒例トラブル発生。
クローラーの前ローラーが砕けてしまいました。
前傾に荷重がかかるとクローラーがたわんでスプロケットが空回りします。
もう足回りはボロボロです。
冗談じゃねぇやい。

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速やかに圃場を脱出。
イセキに入院中のもう1台の汎用コンバインの部品を流用する事になりました。
どちらにしても明日の大豆刈りは厳しいかもしれません。


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大豆は全部で4〜5haだったと思います。
こうなると刈り終わるのはいつになる事やら。
このコンバインあんまり楽しくないから、早く終わらせたいんだけどなぁ。

イセキブルー・マンデー

小麦田の耕耘は一旦ストップです!

今日は天気が崩れる予報。

なんとも手すきになりました。
苗田がよく乾いているので、雨が降る前に周囲に溝を掘っておきます。
例年よりもかなり早いです。

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苗田(苗代)とは、その名の通り稲の苗を育てる為の田んぼです。
※今年4月の画像です

周囲に溝を掘って排水しやすくした田んぼを、冬の間に代かきして乾かします。
それを鎮圧して完成。

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育苗ハウスで稲苗を育てる農家も多いですが、我が社は30000枚の苗を育てるのでハウスでは面積が足りません。
その為、会社の周囲の4枚1haを苗田にしています。

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土曜・日曜と空いてのブロッコリー収穫は大量です

後輩2人とパートの女性1人でブロッコリー作業は進んでいます。
午前中に収穫し、午後からは調整・箱詰めして市場まで出荷に行きます。

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今はまだ最盛期ではないので、ブロッコリーの値段の良い時期です。


今日は何だか冷える日です。
朝は日も差していましたが、お昼には雨も降り始めました。

社長の可愛がっている猫が人肌恋しくなって甘えて来ます。

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昼休み明けには、雨も止んでくれました

溝掘り機で掘りきれない場所を手掘りで繋げます。
雨を吸った土は重く、機械の有り難みを噛み締めました。

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苗田の溝を掘り終えたら、耕耘をします。
いつものトラクターのTJV983はサーフロータリーを担いでいるので苗田耕耘には向きません。
今日はこっち、旧相棒であるTJV75


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どっこい、なんだこのギリギリは!!
旧旧相棒であるTJ85がガッチリ。

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農家というのは、大量の農機や資材を限られたスペースに収納する必要があるので、普段から車やトラクターの停め方ひとつでもギリギリを好みます。
ただ、いざって時に出しにくい!

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時速4.7kmでせっついて耕耘するサーフロータリーと違って、1回目の田起こしはのんびり運転。
時速2.5kmでゆったり耕耘。
とても癒やされます。とても眠くなります。

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うんうん。悪くない仕上がり。
田んぼの耕耘は、数あるトラクター仕事のなかで1番気楽です。
早く本格的に耕耘の時期にならないかしら。

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目下の予定

明日は先週クレームでやりそびれた隣町の営農の除草剤散布。
その後で自社の小麦田の耕耘・播種が取りあえず6ha。

地元の営農と、隣町の営農の小麦が合わせて40haくらい。
その後で自社の大豆を収穫して、大豆あとにも小麦播種が3ha…

まだまだ予定はギッチリです。うわっ…ブルーになって来ました。
明日も頑張るかぁ〜!

無趣味の代償

市内に、立派な公園があります

広いグラウンドにBBQの楽しめる国営公園と、
1歳児から小学生まで楽しめる大型遊具を備えた県営公園が隣接しています。

近隣の市や、県をまたいで遊びにくる家族連れも多数。
僕が子供の頃は、たまにしか連れて行って貰えない憧れの公園でした。

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そんな憧れの公園から車で10分の場所に家を買って子育てをしている割には、遊びに行くのは月に一度くらい。
世の中そんなものです。

今日は絶好の行楽日和

子供向け大型遊具のある県営公園の駐車場は満車でした。
河川敷の国営公園の駐車場に車を停めて歩きます。

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今月は、三重県の遊園地併設ホテルに一泊二日の旅行を予定しています。
一昨日に回転寿司に行ったし、昨日は電車を乗り継いでお祭りや食べ歩きを楽しみました。
何が言いたいかと言うと、今日はもうお金を使わないぞ!という事です。

県営公園は家族連れで賑わっていました

この公園の目玉は全長70mのローラーすべり台。


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これを滑っていると、春先の稲の苗出しでローラーの上を滑る稲苗の気分が味わえます。
※4月の画像です

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公園事務所にある、17(セブンティーン)アイスクリームの自販機でアイスを買いました。
140円のアイスで子供達を満足させられるのだから、ホントに安上がり。
しかしながら、17のアイスが僕の子供の頃よりもかなり小さくなった様に感じます。
僕の体が昔より、大人になったからなのか?(徳永英明)


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公園の広報看板には、危険な外来種の警戒看板がありました。
セアカゴケグモは数年前から頻繁に目撃されていましたが、クビアカツヤカミキリは今回初めて知りました。
調べた所、バラ科の木を食い荒らす外来種のカミキリムシで、ソメイヨシノを枯死させる事もあるそうです。

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県営公園でひと回り遊んでから、車を停めてある国営公園側に移動しました。
BBQ等を楽しんでいた多くの家族連れも、徐々に片付けを始めていました。

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BBQ…思えばうちは、まだBBQをした事がありません。
子供がそこまで肉が好きでないのもありますが、そもそも僕がインドア派なのがいけないのでしょう。

子供が生まれてから、自分のやりたい事を手放しているうちに、子供に遊びを示せない親になってしまった気がします。
僕の父は
車・バイク・エアガン(サバイバルゲーム)・ギターが大好きな趣味に生きる男でした。(現在進行形)
父は善良な人ではありましたが、時間もお金も自分の為にしか使えない昭和の父親でした。
僕にとって父は強烈な反面教師で、僕は父親になった自分が趣味を持つ事を嫌悪するようになりました。

(このブログやYouTubeは趣味なんて生易しいもんじゃありません。僕の個人的な業務です)

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そんな男の行き着く先が、BBQにさえ消極的な駄目な父親です。

農業をして、農業のブログを書いて、農業の動画を作る。
そうして作ったお金で、子供を遊園地に連れて行く。
これが本当に正しい事なのか、僕にはさっぱり分かりません。

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グラウンドから、川のそばまで散策しました。
昼頃よりも風が冷たく感じます。
一級河川木曽川。幼い頃から見てきた風景です。

娘達は大人になった時、僕をどんな風に評価するのか。

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