今日から、代かきの終わっていない田んぼの水入れです!

ダブルキャブトラックに乱雑に積まれた水管理グッズを整理します。

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住宅地でパイプラインの整備されていない田んぼは、用水と排水が兼用の場所が多くあります。

水が週のうち数日しか来ない地域は、水引きの日以外は用排水の水位が低いのでエンジンポンプで汲み上げるしかありません。
2インチのエンジンポンプを積み込んで出発です。

水汲みの前に、代かき前の圃場の見回りをします。

立ち並ぶ集合住宅、駐車場。これらはすべて10年前は田んぼでした。

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航空写真には、いくつか田んぼが残っているのが分かります。

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およそ1反(10a)の田んぼを1枚埋め立てると、建売住宅が6軒建ちます。

10a=300坪。6で割っても1軒50坪の立派な家が建ちます。

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アパートでも、駐車場付きが1棟建つサイズ。

一体どういうカラクリで、農地を買い取って埋め立てる事が出来るのか、土地の法律に疎い僕にはサッパリ分かりません。

ですが、ここらへんの田んぼは宅地課税なのです。

田んぼ1枚所有しているだけで300坪の宅地課税の固定資産税がかかる事を思えば、チャンスがあれば手放す地主さんが後を絶たないのも当然の流れでしょう。

今年もまた1枚、僕らの頼まれていた田んぼが埋まって建売が建ちました。

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この地区は、僕の育った市です。家が建ち人が増え、街が開発されるのは悪い事ではないのですが、

『田んぼを持っているだけ損だ』

という消極的な理由で急速に街になっていくのは複雑な気持ちです。


所変わって今度は水汲み

代かき前の田んぼにポンプで水を汲みつつ、数日前に代かきした圃場にも水を入れます。

暑い続きで雨が足りなくて、圃場が乾いてしまいます。

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ポンプで水を汲んだ圃場を、副社長が代かきしていきます。

副社長は僕の、オペレーターの師匠です。

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久しぶりにじっくりと副社長の代かきを見る事が出来ました。

ハッキリ言って僕とは次元が違います

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僕の代かき歴は11年の2000時間程度です。

副社長が、その4倍乗っているにしたって、僕の理解を越えた腕前です。

そもそも長く乗ってるだけで運転が上手くなれるなら、プリウス乗りのお年寄りは皆スーパードライバーになってます。

仕上がりに行き着くまでの効率的なアプローチと、アイデア。
おそらく、田んぼに対して僕よりも遥かに多くの情報が見えているのでしょう。

YouTubeに動画上げてる自分が恥ずかしくなってきます。

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僕は、気持ちや状況・物事を言葉にして伝える事が好きです。
だからブログなんて書いているんですがーーー

師匠の技術の正体がどうしても言葉に出来ません

追い付く事は出来なくても、副社長が現役のうちに必ずその技術の正体を掴んでみせます。