快晴の月曜日

若社長のジアス・セミクロで、地元の麦田にやって来ました。

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麦田の明渠の更新に来たのです。
『明渠の更新』と言うとカッコいいですが、早い話が溝掘りです。

このジアスは、我が社の溝掘り専用機です

「溝掘り専用でセミクロ・ジアス!?なんたる贅沢!」
と思われたら誤解です。
溝掘りは、我が社の中でも最重要な仕事なのです。

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愛知県西部の、1番西。
この地方は古くから一級河川の氾濫による水害に苦しめられた場所です。
平野に位置しながらも海抜が低く、湿田が広がっています。

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そんな地域での、田んぼの転作に欠かせないのが明渠(溝)です。
とにかくしっかり溝を刻んで排水をしないと、小麦も大豆も作れないのです。

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若社長は何年もかけて溝を更新し続けて、湿田を乾く麦・大豆田にしました。
このジアスも溝掘りだけの稼働で600時間を越えています。

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そして、今年から溝掘りの仕事を、僕に引き継ごうとしてるんですがーー

朝から溝掘り機が壊れました!

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よくあるカプラの接触不良でした。よし、今度こそと思ったら

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今度は違う場所が不具合
溝掘り機の張り出しシリンダーが動きません。
なんだよもー!そこら中ガタガタじゃないか!

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こうなっては手に負えません。
イセキに救援を要請します。馴染みの営業担当さんが駆けつけてくれました。

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あれやこれや調べて、断線を突き止めてくれました。
結線してもらって解決です。

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機械も直してもらったし、

俺達の戦いはこれからだ!

と意気込んだものの、溝掘りって難しいーー!!

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僕が、トラクター作業全般が上手いと思われたら誤解です

耕耘なら5000時間・代かきなら2000時間。単純に時間を費やした練度の高い作業しか自信を持っていません。
昨日今日初めて行った作業で完璧にこなせる程、農業オペレーターは簡単な仕事ではないのです。


跳ね返った泥で視界はゼロ。溝の仕上がりは勘が頼りです。

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昼休みに高圧洗浄で綺麗に流しておきます。
まあ、濡れた溝を1本掘ったらすぐに汚れますが。

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草に隠れた溝を、見極めながら掘り進みます。
なるほど、何にも見えない!

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チャンスに臆しては、トラクターオペレーターの名が廃ると言うものです。
少ない時間で技術の向上を願うなら、

常に最善の方法を考えながら、キンキンに集中力を高めて作業するしかありません

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予定では、あと2日溝掘りに没頭出来ます。
必ず何か成果を掴んで終わりたいものです。