今日は地元の集団営農の麦田の溝掘りです

ご覧下さいこの草。


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この、何も見えない草の中にも明渠が刻んであります。

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こんなに草が生えては、目隠しで溝掘りをしているも同然です。
若社長に
「この草じゃあ綺麗に溝が掘れません。後日に出来ませんか?」
と嘆願しましたが
「来週の天気もわからない。まとまった雨が降ったら当分掘れなくなっちゃうから、今日も掘れるだけ掘ってくれ」
と却下されました。

これは、除草剤を散布してある我が社の圃場です。これが溝掘りをするのに普通の状態です。

麦田は11月の小麦播種までに、計2回の除草剤散布を行います。

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先日の隣町の集団営農は、その除草剤散布を我が社に委託しています。

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この地元の集団営農は、営農でブームスプレイヤを所有していて、自分達で除草剤散布を行います。
僕ら業者に委託するのは、なかなかの出費なのです。

機械を持っている作業なら自分達で行う。というスタイルだったのですがーー

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年々、営農の出ごとに積極的な人が減っていき、今では麦田の除草剤散布も完全に出遅れています。

これだけ晴れの続いたタイミングを逃してしまっては、どうしようもありません。
ブームスプレイヤによる除草剤散布は、草の背丈が高くなるほど難しくなるのです。

また、高齢化の進んだこの営農はブームスプレイヤのオペレーターが確保出来ていません

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ブームスプレイヤそのものは、そんなに運転の難しい機械ではないのですが、それでも普段は軽トラックしか乗らない人には簡単には乗りこなせません。
また、ブームをぶつけて折ってしまえば、修理代に30〜40万円ほどかかります。


そんなこんなで、嫌なことを先送りしているうちに、圃場の草は取り返しのつかない高さになってしまいました。

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まったく、掘りにくいったらありゃしない。
まっすぐ掘るどころか、溝に落ちて逆に荒らしてしまいます。

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トラクター・ジアスのキャビンは、やたらにエアコンが効きます。
ちょっと僕には効きすぎるくらいです。

昼休みは風通しの良い日陰で涼みます。

後輩達は、お盆中に来る台風に備えてハウスのビニールを畳んでいました。

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猫社長が涼んでいる僕に擦り寄って来ます。
久しぶりに会った気がするな。心なしか、夏毛でスリムになっていました。

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午後からは、特に湿気る圃場の溝掘りです。
いつになくとても乾いています。
盆休みに入る前に、ここだけは終わらせておいて欲しいというのが若社長の要望でした。

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予定していた圃場が終わる寸前、溝掘り機の不調を感じて確認してみると、ドリルシャフトの先端が外れて抜けているではありませんか!

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※これが通常の状態です

いつの間に落とした!なんか掘りが浅いと思ったんだ!

ボルトが摩耗していたのでしょう。
圃場に落としたのは間違いありません。溝を掘った順序に一生懸命探します。


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若社長にも連絡を入れて2人で1時間近く探しましたが、圃場が草だらけでまったく見つかりませんでした。

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「こりゃ見付かんないわ。諦めよう」
と若社長が切り出しました。

盆休み前の最後の最後に、やるせないトラブルを起こしてどっと疲れた1日でした。
未練が残るのぅグスン。