2019年08月

絶望の中華アクションカメラ

ついに、YouTubeの収益を使う時が来ました

『お金をかけない』がモットーの僕ですが、迫る稲刈りに向けてある買い物をしました。

DSC01836

ズバリ、ファーウェイのスマホ『Huawei P30lite』

シムフリーの29800円です。

128GBのMicroSDカード3000円
ガラスフィルムと、スマホケースも買って全て合わせて35000円。

なんちゅう安さだ!

DSC01837

何かと話題のファーウェイですが、僕は安くて高性能なファーウェイが好きです。

DSC01839

そして、今回このスマホを購入したのは機種変更の為ではありません。
回線契約もしていません。
何を隠そう、YouTube用の動画編集の為です。

DSC01843

僕が動画編集に使っているのは、Android端末用の編集アプリです。
タブレットもスマホもほとんど同じ仕様なので、同じ編集が可能です。


DSC01845

Android端末で動画編集をする際に意外と手間なのが、カメラからの動画の転送です

フルハイビジョンの動画を転送する場合、15分の動画で20分程度かかります。
30分の作業を2つのカメラでFHD撮影すると、転送だけで1時間以上かかってしまうのです。
農繁期に大量の動画を投稿しようと目論んでいる僕には、帰宅してからの動画転送の時間がネックなのです。

そこで動画編集専用のスマホ端末を用意して、仕事をしながら撮った側から転送しておこうという作戦です。

DSC01850

まぁ画面の大きなスマホと言っても、約6.2インチ。
普段の10インチタブレットよりは、かなり小さくて編集しにくいです。

7〜8インチのタブレットにしようかとも考えたものの、そのサイズ帯のタブレットはスマホよりも遥かにスペックが低いのです。

また、今回はスマホ用のジンバルを導入しようと考えています


IMG_20190831_201014

ジンバルはスマホをマウントする手ぶれ補正装置で、誰でもなめらかな動画が撮影出来ます。
また、ロックした対象を自動で追って撮ってくれる機能があります。
これが上手く使えれば、俯瞰とは違った視点で迫力ある農機が撮れるかも知れません。

と、ここで大問題が発生しました!

スマホと愛用のアクションカメラの相性が悪いらしく、接続出来ません!

DSC01851

3台中、お気に入りの初期型のムソンカメラと、先日購入したばかりのトップビジョンのカメラが接続不可。
中華アクションカメラには、往々にしてこういった事があります。

DSC01852

アプリを変え設定を変え、色々試しても駄目でした

こうなると、MicroSDカードで読み込ませるしか道はありません。
ただ、格安アクションカメラのカードスロットはナイーブなので、頻繁に抜き差しするとスロットが壊れたり、データが全部消えたりします。
うーむ、困ったな。

格安品を選ぶという事は、こういうリスクを飲み込むという事です。
さぁて、どうしたもんかな。



かみなりが鳴る前に

雨で始まった金曜日

今日は田んぼの水抜きです。
最近は、代わり映えしない仕事の報告を心苦しく思っています、

地味ですいません!

DSC01777

後輩達に水を抜いて回ってもらっている間に、僕は農道に生え込んだ柿の木の枝切りをします。
昨日、畑の人に許可を貰っておきました。

DSC01779

柿の木は、無造作に触れると毛虫や毒虫に刺されるので、雨合羽を着ている今日が好都合でした。
トラックの荷台を足場代わりにして、ノコギリで荒っぽく選定。
合羽のサウナスーツ効果で汗だくです。

DSC01781

うーむ。これくらい切れば、コンバインも通れるでしょう。

DSC01782

お昼に会社に戻ると、若社長が僕の乗るコンバインを倉庫から出してくれていました

来週の月曜から、地元のコシヒカリをぼちぼち刈り始めるのです。

DSC01788

参りました。まだ稲刈り撮影の機材は整っていません。
とりあえず、シート後のスペースに機材を置く場所を確保したい所。
ざっくり寸法を図っておきます。
カメラ3台と三脚と充電器を置くスペースが欲しい。

DSC01811

コンバインと同じくして倉庫から引っ張り出されて来たのは、セル苗定植機。
イセキ『ナウエルハナ』ちゃんです。

DSC01802

あいも変わらずズッコける名前ですが、頼もしい機械です

余談ですが、半自動定植機の『ナウエルナナ』という機械もあります。
ブロッコリー定植は、9月の中頃。
うちが本格的に稲刈りが始まるのは10月でも、9月って地味〜に忙しい。

DSC01807

午後からも、降って止んでの天気。
時折、分厚い雲からゴロゴロと雷が鳴ります。

DSC01815

雷嫌いの後輩が嫌な顔をします。
だだっ広い農道を備中クワを担いで歩いていると、雷に打たれないか堪らなく不安になって来ます。

この地区の水落とし最後の圃場です

午前中に見つけた、詰まった排水口。
後輩たちがドロドロになりながら掘っても、どうしても開通しませんでした。

DSC01826

レンコン優先のこの地区は、田んぼの排水口から水が漏れるのを極端に嫌う地主さんが多くいました。
そういった人は排水口にL字パイプを入れたり、はてまた肥料袋のビニールなんかで排水口を殺してしまう場合もありました。
これも、そういった排水口の1つだと思われます。

DSC01825

会社から、パイプやら棒やらを持ってきて再チャレンジ。

DSC01819

3人で20分くらい格闘してやっと開通。
まぁ僕はほとんど見てただけです。

DSC01832

後輩2人は、来週の月曜に社長と3人で三重県の知り合いの所に稲刈りに行く予定です。
少し早く戻って、籾運びのトラックの準備をしました。

DSC01834

会社から徒歩で帰宅する途中、来週僕が刈る予定のコシヒカリの田んぼを覗いて見ました。
うえっ、ドロドロなのにバッチリ寝てる。

令和最初の稲刈りがコレかよ‥‥
ちょっと気が重くなって来ました。

蓮根の町の迷いカニ

雨上がりの曇天でも、晴れは晴れ

今日は畦畔の除草剤散布です。

DSC01695

雨露に濡れた稲と草。
濡れた草には除草剤の効き目が薄いので、濃い目に希釈してあります。
こういった土手は、田んぼの中を歩いて土手側を散布します。
100m1本を散布するだけで作業ズボンがずぶ濡れです。

DSC01696

ここ、愛西市塩田はレンコンの産地

奥の堤防の向こうは一級河川の木曽川があります。
田んぼのお客さんもほとんどがレンコン農家です。
農免道路沿いには、『レンコン街道』と登りが立っていました。

地元民とトラックしか通らない農免道路で、一体誰にアピールしているのでしょうか?

DSC01711

後輩2人が、道路の隅で何かを見付けたようでした。

「タケウチさん、カニがいるよ!」

ブラジル人の後輩がそう言いました。

DSC01718

あら、珍しい!
川そばでも、田んぼの隅でカニを見付けたのは初めてです。
昨日の大雨で川から流れて来たのかも知れません。

DSC01721

なんて言うカニだろう?と色々調べていると、ツイッターのフォロワーさんの一人がクロベンケイガニに似てると教えてくれました。
珍しかったので、会社に連れて帰る事にしました。

DSC01727

午前の分の200リットル作った除草剤を使い切ったので、少し余った時間で水落とし。

DSC01732

会社に戻ると、よく洗った農薬容器にカニを放ちました。

「見てください、社長、若!カニを捕まえたんですよ!」


DSC01733

テンション高く社長達にカニを見せましたが、芳しくないリアクション。

社長
「なんや、わざわざ持って帰って来たんか」

若社長
「堤防の向こうにはいっぱいいるよ」

DSC01737

マジかよ!インドア派だから知らなかった!

そう言えば若社長は釣りが好きでした。

倉庫に放置するとこのお方にイタズラされそうなので、昼休みに家に持ち帰りました。

DSC01747

午後からは大して晴れもしないのに日差しが出て、強烈な蒸し暑さ

連日の雨の涼しさに慣れた体が悲鳴をあげます。

DSC01748

次第に青空も戻って来ました。
しかし、相変わらずの蒸し暑さに爽やかはゼロです。

DSC01754

我が社の30a田が4枚並ぶ場所の農道が、隣の畑の木で通れなくなっていました。
前々から邪魔な木でしたが、ここまで枝が出ては困り物。
これではトラックとトラクターもコンバインも通れません。

DSC01762

田んぼや畑には、境界に杭代わりに木を植える人が一定数います。
この畑の柿の木も、そんな役割だったのかも知れません。

ちょうど畑に草引きをしている年配女性がいたので、張り出した枝を払う許可を貰いました。
準備をして、明日にでも行います。

DSC01764

最後に除草剤散布に向かった田んぼで、顔なじみのお婆ちゃんに遭遇しました。
「大将(社長)は元気にしとるの?最近見ぃせんがね」

「元気にしてますよ。何ぞ忙しいんですわ」

DSC01767

喋り出すと止まらないお婆ちゃんトーク。
後輩達に目配せをし、
(ここは俺が引きつける!早く散布するんだ!)
と散布に向かわせました。

結局、最後まで蒸し暑い天気でした。
真夏より、むしろ残暑の方が長く体にこたえるのが不思議です。
明日はもう雨。
進まない予定に乾かない圃場。 
今年は異常気象ーーーって?去年もそう言った覚えがあります。


続・田んぼの水全部抜く

雨の中、朝から田んぼの水落としです

今日はよく降ります。
合羽を着ての作業でも暑さを感じません

P_20190828_080907_vHDR_Auto

こういった雨の日に困るのは、もちろんこのブログの為の撮影です。
普段使っているソニーのコンデジは防水ではないのです。
これは、先日買ったアクションカメラで撮った動画のスクリーンショットです。
840×480の低解像度でのスクリーンショットはちょっと荒いかな。

IMG_20190828_195138

10時には自販機で飲み物を買いました。
この季節で始めてのホットカフェオレ。8月でもホットの売っている自販機に驚きです。
もしくは、年中ホットを売っているズボラな自販機なのかもしれません。

P_20190828_093629_vHDR_Auto

田んぼのど真ん中にある公園の自転車置き場で雨宿りしながらの休憩。
これはなかなか切ないです。

P_20190828_093439_vHDR_Auto

昔、社長とこの地区に仕事に来た時に、社長は公園の事を『遊園地』と呼ぶものだから困惑しました。
何故なのか、年配の人には公園の事を遊園地と呼ぶ人がいます。

IMG_20190828_205551
※Wikipedia先生もこう仰っています。

P_20190828_094921_vHDR_Auto

その後は少し、雨も小康状態

合羽の上着なしでも作業が出来て助かります。
僕らは感覚が麻痺しているので、時間3ミリくらいの雨は降ってないものと思えるのです。

P_20190828_110948_vHDR_Auto

農業用水の水が、かなりの水位にまで上がって来ました。上流はもっと降っているのでしょう。

P_20190828_112852_vHDR_Auto

降って止んでを繰り返す天気 濃淡の激しい雲がいくつも流れて行きます

最後に余った時間で、30aの田んぼがいくつも並ぶ場所に来ました。
ここは冬に排水口を僕らで改修したので、排水が容易なのです。

P_20190828_161449_vHDR_Auto

これがU字溝を加工して作った排水口です。
工事には苦労しましたが、水位調整や排水が容易でとても良いものです。

P_20190828_161442_vHDR_Auto
工事の様子は、この動画です。

一般的な仕切り板を中に入れるタイプの廃材口は、藁ゴミが詰まって機能しない事がままあります。
頻繁に田んぼを見回る人には良くても、1つの圃場を2週間も見に来られない事がザラにある大規模稲作には都合が悪いのです。

廃材のU字溝もっと欲しいな。
全ての田んぼにこの排水口を取り付けるのが、僕の密かな目標です。

前にも書いたように、この地方は元々が湿田地帯なうえに、稲作作業を僕らのようなプロに委託する文化なので、地主さんは田んぼの水落としに消極的です。
柔らかい田んぼの稲刈りが、どれ程大変か知らないのです。
それどころか、ギリギリまで水をキープして収量を伸ばそうとする地主さんも少なくありません。

そんな中、世代交代で徐々に、お客さんの田んぼを自社の田んぼとして預る事が増えてきました。
そういった田んぼを管理しやすいように、少しずつでも変えていきたいものです。
とりあえず、ちゃんと水の落ちる田んぼ。
これを増やすのが課題です。

合羽レボリューション

何ともきな臭い天気の中、畦畔の除草剤散布に来ています

午後にはもう怪しい予報。
この地域だけでもキリ良く終わらせたい所です。

DSC01622

畦畔に散布するグリホサート系除草剤は、散布後乾いてしまえば大体効いてくれます。

「何も、こんな天気に散布しなくても」

と言われると辛いですが、少しの晴れ間も積極的に攻めて行かないと、色々な段取りでジリ貧になって来ます。
稲刈りの繁忙期が迫っている現在、無駄にして晴れ間はないのです。


今日の地域は蓮根田の多い湿田地帯

隣から生え茂った蓮根が田んぼを侵食しています。
地下茎で横に広がる蓮根は、わりとこういう事があります。

DSC01623

蓮根の葉は、地下の蓮根と直結しているので、葉に除草剤がかかると地下の蓮根が腐ってしまいます。
「勝手にこっちの田んぼに侵入してきた蓮根が悪いだろ!」
とも思うものの、蓮根の葉には除草剤がかからないように気をつけます。
これは草刈り機案件です。あいにく今日は持ってきてません。

隣の圃場で、ブームスプレイヤが田んぼの防除にやって来ました

DSC01633

丸山のハイクリブーム。キャビン付きです。
我が社のブームスプレイヤはイセキの常用管理機『愛さいか』のオープンカー。
キャビン付きのスプレイヤには憧れがあります。

まったく知らない人でしたが、少し見物させて貰いました。
見ると、イセキの『JKB愛さいか』と違いタンクが車体のセンターにあり、その後にエンジンがあります。

「キャビンは良いけど、コンバインより狭いキャビンだし、何より風が読めないんですよね」

と言っていました。


午後になり、雨が降り出すまでと決めて次の地域に移りました

移動するや否や、パラパラと小雨が。
即座に除草剤散布を諦めて、田んぼの水落としに移行です。

DSC01648

電柱の上で羽を広げる鳥。
「やけにスマートなカラスだなぁ」とよく見ると川鵜でした。

DSC01646

水落としの順番は、稲刈りの順なので本来は地元からですが、この地域には川そばの超湿田があります。

地元に戻る前に、そこだけ水を落としておきます。

IMG_20190827_210138

ここは今年の始めに水路をユンボで掃除した圃場。
写真右側は堤防です。
堤防の向こうは、一級河川の木曽川です。
愛知と岐阜を隔てる木曽川は、歴史上何度も氾濫しこの地域を苦しめて来ました。愛知県西部の人間にとっては象徴的な川です。

DSC01667

海抜が低く、掘っても掘っても下から水が湧いてくる水路でも、圃場の水はかなり落ちるようになりました。

DSC01668

用水路の水は綺麗です。
カワニナが生息しているのを発見しました。

DSC01673

カワニナは、ホタルの幼虫の餌にもなる巻き貝。
初夏にはホタルが見られたかもしれません。

まぁ、夜の田んぼなんて僕は怖くて来れません
真っ暗で用水路に落ちたら危険じゃないですか!

DSC01676

木曽川そばの超湿田の水落としを終えたら、今度は地元へ。
次第に雨が強まって来ました。

DSC01680
DSC01683

ついに、先日ガムテープで応急処置した合羽が活躍する時が来ました!

というか、新しい合羽を用意するのをすっかり忘れていました!

P_20190827_152134_vHDR_Auto

当然ですが、右足にめちゃくちゃ水が漏れます。
合羽の撥水もほとんど無くなっていて、抜群の通水性
寒いわ!

P_20190827_153812

3時過ぎからの土砂降りにずぶ濡れ。
心も折られ、皆2トントラックの車内で言葉を失いました。


P_20190827_161409_vHDR_Auto

今週はこのままずっと雨の予報です。
今年の稲刈りは、柔らかい田んぼに苦労しそうな予感がします。
雨の間に、あらかたの田んぼの水を落として回らなくっちゃ。

プロフィール

タケトラそう

ギャラリー
  • 溝掘り畦塗りエトセトラ
  • 溝掘り畦塗りエトセトラ
  • 溝掘り畦塗りエトセトラ
  • 溝掘り畦塗りエトセトラ
  • 溝掘り畦塗りエトセトラ
  • 溝掘り畦塗りエトセトラ