今日は麦田の除草剤散布です

久々に夏の相棒、
イセキの常用管理機(ブームスプレイヤ)JKB23愛さいかで出動。
タンク容量630リットル。最大ブーム幅15mの頼もしい機械です。

今更解説・ブームスプレイヤ
ブームスプレイヤは、長いブームに農薬の出るノズルを付けた機械で、広い面積に均一に農薬散布をする際に使います。
稲作農業機械と言えば、トラクター・コンバイン・田植え機と思い浮かべると思いますが、ブームスプレイヤはその次に上げてもらいたい程に大規模農業に欠かせない機械です。

DSC03254

湿田地帯に明渠(溝)を掘って作るこの地方の転作小麦は、刈り取り後は11月の播種まで除草剤で草管理します。

IMG_20191001_195340

刈り取り後に1回目、播種前に2回目の除草剤散布。
今日は、播種前の2回目の除草剤散布です。

DSC03257

使うのはラウンドアップで、10aに100リットルです。
ここらの麦田1枚の平均面積は28〜30程度。
600リットルタンクのブームスプレイヤで2枚散布出来ます。

DSC03258

水の供給は、トラックに載せた1トンタンクで行います。

DSC03261

夏の様な暑さが続いたおかげで、麦田はカチカチ。
コンバインの刈りあとの凸凹を通るたびに、ブームがしゃくって肝を冷やします。

DSC03265

ラウンドアップのように何でも枯らす除草剤の散布は非常に気を遣います。
少しの飛沫が付いただけで、ほとんどの作物はてきめんに枯れてしまうのです。
(雑草は丈夫なのでしっかり掛けないと刈れません)

また、何年も同じ除草剤を使っていると、その除草剤に強い雑草ばかりが蔓延るようになります。

この圃場は、ラウンドアップ等のグリホサート除草剤に強い帰化アサガオが増えてしまいました。

DSC03269

午後からは、やや風が強くなって来ました

農薬散布、特に除草剤散布の大敵は風です。
隣の田んぼや他所の畑にラウンドアップが飛散したら、大変な事になります。

DSC03274

風向きは珍しく南風。台風の近付いている影響でしょうか。
風上側が田んぼなら問題ありません。
圧力を絞ってゆっくり散布。

DSC03276

風向きの兼ね合いで危険な圃場は、明日の朝1番に残しておきます。
最後の圃場でタンクが空っぽになるように調整して補給。

DSC03278

タンクの薬を使い切って、帰路に着きました。
硬い地面を一日中スプレイヤで散布していたせいで、お尻が非常に痛くなりました。

DSC03283

今週も明日から天気は下り坂と聞きます

除草剤散布は明日も1日がかりです。
雨はともかく、怖いのは風。暑い日には有り難いんですけどね。
やれ、雨が降って欲しい、晴れて欲しい、暖かくなって欲しい、涼しくなって欲しい。
我ながら、ワガママばっかり言ってる気がします。