うるち米の稲刈りも今日で終わりです

社長は西のお客の田んぼへ
副社長は北に点在する自社の田んぼへ
そして、若社長と僕は直播田の稲刈りにやって来ました。

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苗作りも田植えも要らない夢の農法とされた不耕起V溝直播も、長年続けるとこの残状。
移植よりも耕耘の工程が少ない上に、代かきもしません。
元々が乾きやすい圃場に行う農法なので、草が増えすぎてしまうのです。

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直播田はデコボコしていて刈りにくいです

農家によっては直播前の圃場作りに手間をかける所もありますが、我が社の直播田はサーフロータリーの一発耕耘に鎮圧をかけるだけのやり方。
代かきしないので稲刈りで荒らすと直りません。

ちくしょー!誰だ去年稲刈りした奴は!?おれだ!

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草は多かったものの大した苦労も無く、反対側から攻めていた若社長と合流。
うるち米の稲刈りはあっさりと終了しました。

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午後からはモチ米の刈り取りです

先週掃除した社長のHJ6120の出番。
もう1900時間も稼働したオンボロ歴戦の勇士です。

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倒伏した圃場も含めて1ha程あるアカモチ(というモチ米品種)を、今日中に刈り終わらないといけないので、昼食を食べて即稲刈りを開始しました。

即!壊れました!

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えーっとですね、アカモチってのは背丈の高い品種なのですよ。
そのくせモチ米の藁ってのは柔らかいもんで、湿気た圃場は良く倒伏するんです。
この1枚目の圃場も一面倒伏していました。
いつも刈っている『あいちのかおり』よりも20cm近くも長いアカモチの倒伏株を、縦に咥え込んでしまったのが一応の原因です。


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それに加えて、コンバインは1900hのロートル。そこら中ガタが来ています。
複数台コンバインを所有する農家は基本的に、サブ機をモチ米専用機とします。

モチ米専用機とは、言わばコンバインの最後の御奉公。

モチ米刈り中には大なり小なり故障に見舞われるものです。

今回は大です

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漕ぎ深さ調整チェーンが切れてしまっています

(これって切れるんだ…。)
縦に入った倒伏株が詰まって、1番長い右搬送のチェーンが脱線しました。
脱線したチェーンに、漕ぎ深さ調整チェーンが完全にロックされて切断。
こんなの絶対おかしいよ。


たまらずイセキに来てもらいました

千切れた漕ぎ深さ調整チェーンを外すと、引っかかっていた右チェーンも曲がって使い物にならない事が判明。
営業所から右チェーンも持ってきてもらう事になりました。

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午後1時に壊れたコンバインが、再び圃場に入ったのが午後4時。
1ha刈るなんて夢物語です。
せめてこの倒伏圃場だけは刈り終えたいと思いました。

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無理でした!

追い刈り方向でも数メートル刈ると脱穀機手前で穂先先行になり、脱穀機に入る前に詰まってしまいます。

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イセキの人と2人で一生懸命に原因を探ると、漕ぎ深さ調整チェーンのギアのキーが飛んでいました。
『キー』または『ピン』なんて呼ばれる物で、負荷がかかったギアを守る為に先に壊れる安全装置です。

そこから修理に更に1時間。
コマを直して試しに数メートル刈って、今日の稲刈りは断念しました。

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真っ暗な車庫にコンバインを収めると、どうしようもないやるせなさと疲労感に包まれました。

なんの成果も!!得られませんでした!!