今日は下り坂の天気

薄くかかった雲に、日差しのない朝。
西の多度山がまだ見えているので、すぐには雨は降らないでしょう。

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耕耘して小麦田で、播種の残ったのは60a。
昨日は後輩がギリギリまで頑張ったそうです。
10時くらいまでで、とりあえずの播種は終わるでしょう。

僕は昨日の続きの畦塗りにやって来ました

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ポンコツTJ85。
そこら中からオイルが染みています。
しかし、このTJシリーズはイセキでも屈指の名機だと思います。
僕のトラクター歴はほんの12年で、乗ったジャパントラクターは5台なんで、確かな情報とも言えませんがーー

とにかくこのTJは、軽くて小回りが効いて燃費が良くてパワフル!

普段乗っているTJVと比べると3割以上も燃費が良いです。

って時間を見たら4298時間!
随分乗ったなぁ。
元々は副社長号で、そのお下がりで3年くらい僕が乗りました。
その後、サブ機として中耕倍土・ブロードキャスター・直播播種・色んな場所で重宝しています。

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畦塗りは、会社周辺の自社の圃場からスタートします。

今更解説・畦塗り
『畦(あぜ)』とは、田んぼと田んぼを区切る土の仕切りです。
田んぼというのは、一見すると分からないですが1枚1枚高さが異なっています。
畦には、他所の圃場との境界線の役割の他に、高い圃場から低い圃場へ水が逃げるのを防ぐダムの役割があります。
土の仕切りなので雨風で流れて行きますし、除草剤を散布すると生えている草の根が枯れるので崩壊しやすくなります。
『畦塗り』は、崩れて来た畦を盛り直し塗り固めて更新する作業です。
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トラクターでの耕耘・代かきを任されているお客さんの圃場でも、畦塗りは別料金です。
塗る畦の長さで料金を計算されます。
しかし、畦塗りを依頼されるお客さんもめっきりいなくなりました。
畦塗りを頼むくらいなら、田んぼごと我々オペレーター法人に預けてしまうのです。
それならお金もかかりませんし。

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うーん。ここの畦は草だらけ…
隣の田んぼの人と折り合いが悪く、除草剤散布が出来ない畦なのです。

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面倒だけど、2回仕上げをします。
1回目は、ごく浅めで草を刻んで掃除。

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2回目でガッツリ塗って仕上げます。

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塗りたての畦に陣取るアオサギ

悪いね。耕耘ほど景気よくあんたらの餌は出て来ないよ。

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この圃場に入る時は、少し失敗しました。

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水路跨ぎのコンクリート蓋を落としてしまったのです。
うわぁ、これ重いやつだ……
あとから何とかしよう。

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お昼に少し雨が降りました

予報外れの優しい降りで、すぐに止んでしまいました。
小麦の播種の残りは午前中に終わったらしく一安心。

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ここは今回から我が社に預けられた田んぼです。
畦草が高かったので、ブラジル人後輩に刈ってもらったのですがーー

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律儀なブラジル人後輩は、草を畦の上に刈り倒してくれたので、畦塗りには逆効果!

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この田んぼは、一角だけ他所の圃場が入っています。

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他所の人の畦は勝手に塗るわけにいかないので、ここでストップ。
「これじゃあ水が止められないよ。畦塗りの意味ないじゃん」
と言われると非常に辛い。
畦塗りは1mいくらの作業。
その方が効率的だとしてもサービスで行う事は出来ないのです。

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せっかく芽が出た小麦田に、杭が大量に刺さっているのが見えました

聞けば、奥のチップ工場が田んぼを買い取ったそうです。
埋め立てて土場にするとの事。
えー!せっかく播いたのにー!
せめて播く前に刺しておいてよ!

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雨で足踏みをしている時間に始めた畦塗り。
小麦の播種はまだまだ残っています。

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来週はどんな天気でしょう。
願わくば、気候も気温も平年通りでいて欲しいものです。
それが段々、難しくなって来ました。

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