旅行明けの仕事は畦塗りです

昨日の月曜日に、後輩が地元営農の麦田を耕耘したそうです。
そのまま後輩は今日播種をするとの事。

地元営農の耕耘はまだ1haほど残っているのですが、今日の夕方の天気が怪しいのでストップ。

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畦塗り。

重要かつ、難しく、退屈な仕事です

何せ、車速が遅いのです。時速1.2〜1.4km。
田んぼの耕耘でも時速3kmで走れる昨今の機械を思うと、げんなりするスピード。
ゆっくりの車速で集中力を維持するのは疲れるのです。
3反田の100mの畦を1本塗るのに7分以上かかります。

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それにしても、今年の暖かさは異常です

気温は、平年並みであってくれないと非常に困るのが農業者。
去年も暖冬で酷い目に合いました。
育ち過ぎた小麦は倒伏して、
暖かさで越冬したジャンボタニシの食害も多く発生しました。

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9月半ばに刈った『あさひの夢』のヒコバエに二番穂が実っていました

二番穂とは、稲刈りした後の株から再生して生えてきた稲(ヒコバエ)に実った稲穂の事です。稲穂といっても籾の中は空っぽのしいなです。

9月の後半に刈った中生の品種の二番穂なんて、僕の地方では稀なんです。
それだけ9月〜10月が暖かかったという事でしょう。

これだけ茂ると耕耘が大変だな。

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二番穂をモアで刈ってから耕耘する地域も多いようですが、9月後半から11月に稲刈りをする愛知県西部では通常そんなにヒコバエは伸びません。
これはまったく宜しくない傾向です。

ところで、今回調べていて知りました

二番穂の事を稲孫(ひつじ)と呼ぶそうです。
こんな価値のない物に、なんだってちゃんと名前があるのかと思ったら、
現代の稲作では収穫される事のない二番穂も、はるか昔には貴重な食料だったようです。


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とにかく、暖冬は困ります。
農業は1年の作業を、毎年1週間単位のスケジュールでなぞります。

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温暖化、異常気象って、思ったよりもずっと目の前の出来事だったんですね。

激動する日本の環境に、農家は着いていけるのかしら。

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