郊外農業

こんな所にポツンと麦畑

今日は隣町の集団営農の、麦あとの除草剤散布です

会社でちょうど空いていたので、4トン車でやって来ました。

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僕は、1985年生まれの34歳

18歳で免許を取った時から、4トン車まで乗れる免許でした。
その後16年の間に何度も免許制度が変わり、現在の普通免許では2トントラックも乗れなくなったと聞きます。

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『少子化で生徒が減って困る自動車学校の為に、免許細かく刻んだんだろ!』
と糾弾したい気持ちでいっぱいですが、ここでは我慢します。

営農の麦あとの除草剤散布

風のない午前中は、住宅地の麦田を散布します。

後輩に大きな圃場を任せて、僕は点在している狭い麦田を受け持ちます。

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こんな所にポツンと麦畑。

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ここは以前は大きな変形田でした。
埋め立てられて家が建ち、先っぽのトンガリ部分だけが残りました。

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圃場の隣の住宅が外に布団を干していたので、インターホンを押して

「すいません。今から隣の畑に除草剤を散布したいので、布団を避難させて頂けませんか。15分程で終わります」

とお願いしました。
こうやって声をかければほとんどの人は
「あぁ、わざわざどうも」
と快く片付けてくれます。

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昔から田んぼだった!

そっちが後から家を建てたんだ!

などと、自分勝手な主張は無意味です。
家が建って人が住み始めたなら、そこはもう住宅地。後とか先とか関係ないんです。
諦めて行儀良く振る舞います。


住宅地の圃場の最後は、90aの大枡

先に入っていた後輩に「どこまで散布したの?」
と聞こうと電話しましたが、サッパリ繋がりません。
スプレイヤってうるさいもんね。

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住宅地の麦田の散布は、午前中に終了しました。
昼からは、川沿いの大枡エリアに移動します。

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僕の受け持ちの圃場は、全部で2.3ha
午前中に3aぽっちの圃場を散布していたのが嘘のようです。

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やや風も出てきて億劫ですが、道路から周囲の土手も除草剤を散布します。
営農役員さんから、土手も畦畔も可能な限り散布して欲しいと頼まれているのです。

機械なら15分程で終わる土手の除草剤散布も、動噴で散布すると半日仕事になってしまいます。
お客さんの望みは可能な限り最善を尽くします。
えーかっこしぃとも言いますね。

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段々と強くなっていく風は、3時過ぎには風速4mにもなりました。
流石にもう、散布も限界です。


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後輩の方は、機械トラブルであまり捗っていなかったようです。

砂水を吸ってしまったらしく、ノズル詰まりが頻発。
ノズルは一度詰まると、取り外して洗って組み直してで、1箇所5〜10分は時間をロスします。

予想よりも広い面積が残ってしまいました。

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全体で、4haの圃場が残りました。
機械トラブルも織り込んで、明日もスプレイヤ2台で1日を覚悟して挑みます。



















日本3大・夫の迷惑料理

突然ですが、麺を打ちます!

単純に、昼食に食べる物がないのです。

『麺打ち』というのは、
『ピザ焼き』『燻製作り』と並ぶ

日本3大・夫の迷惑料理

の一つです。場所を取る台所を汚すマズい
まぁ、そうならないように気を付けます。

うどん等は打ち粉が必要なので台所を汚します。
今回は中華麺を打って冷やし中華を作ります。

中華麺300gの材料
  • 強力粉   200g
  • 重曹       4g
  • 水           100cc+a
以上です。

中華麺には『かんすい』を使います。ご家庭にかんすいはないので

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重曹で代用します。
水に重曹を入れて、鍋でひと煮立ちさせます。

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蒸発して減った分の水を足します。

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ホームベーカリーの、『捏ねる』モードで小麦粉を空で回します。
普通、パンやピザの生地を作る時は、水を先に入れてから小麦粉を入れますが、麺の場合は逆になります。

捏ねるモードで回しながら、少しずつかんすいを入れていきます。

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全体にかんすいが混ざったら、すぐに止めます。
ホームベーカリーのパワーで、麺の生地を捏ねる事は不可能です。
目的は、かんすいを均一に小麦粉と混ぜる事です。

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これを先程のボールパンの中でまとめて捏ねます。
軽く馴染むくらい捏ねたら

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綿棒で伸ばして→畳んで→伸ばして
を数回繰り返します。繰り返す程にコシが出ます。

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これを3等分に切って、軽く伸ばしておきます。

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この生地を、パスタマシンで伸ばします。
パスタマシンには、生地を伸ばすローラーと、麺を切るカッターが付いています。
今思うと、何でこんなもの買ったんだろ…?

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ローラーは、ミリ調整が出来るので、5mmで伸ばしたら今度は3mm。
最終は2mmまで伸ばします。
ゾロゾロと邪魔なので、1mmに伸ばすのは切る寸前にします。

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1mmに伸ばしたら手早く切ります。
カッターは3mmなので、3✕1mmの平麺。

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沸かしておいたたっぷりのお湯で茹でます。

ホントは生地を寝かせたり麺を寝かせたり色々あるんですが、面倒くさいのでとっとと茹でます。

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生麺なので、2〜3分茹で上がります。
水にさらして麺を洗います。

うーん。ちょっと重曹が少なかったかな…
うどんとラーメンの中間みたいになってる…

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麺つゆとポン酢と水を1・1・1で混ぜてツユを作ったら、ハムやらマヨネーズやら、カットサラダなんかを載せてマヨネーズをかけて完成。

写真を取ることに気を取られて、盛り付けが盛大に雑になりました


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味は、まぁ普通でした

粉から作る利点はーーーあまりないです。市販の生麺の方が便利です。



所で、今日は愛知下水道科学館に行ってきたので、その事と生活排水が流れ込んでしまう田んぼの現状を書こうとしたのですが、ページが足りなくなりました。

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下水道普及率の一向に上がらない我が街は、生活排水を浄化槽を通したのちに田んぼの排水路で排出する住宅が多くあります。

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上のシリンダーのグラフは、下水道の普及率です。

用水・排水兼用の田んぼでは、そんな生活排水が田んぼに流れ込んでしまうーーーといった話ですが、それはまた今度。



農業機械グレーゾーン・ロードワーク

水稲除草剤も最終局面です

快晴を期待するも、薄曇りの朝です。
朝から非常に蒸し暑く不快な空気。

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平均圃場サイズ4aの、狭小田地帯に進出しました。
用排水兼用のこの地域も、6月に水を切らすタイミングがあったのでしょう。
今年は酷い草です。

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連日の暑さと除草剤散布で、体が不調になって来ました

特定の植物のみに作用する選択性除草剤の方が、なんでも枯らす非選択生息除草剤(ラウンドアップ等)よりも体に負担がかかります。
もちろんマスクをして防御はしていますが、完璧ではないのです。

そして、もう一つの不調の原因が、今週から始まった長女の『夏休み学童クラブ』のお弁当作りの為の早起きです

妻がパートに出ている月〜木は、夏休みの為に7歳の長女は学童クラブに行くのでお弁当が必要です。
「夏休みくらいは、おれが作るよー」
と引き受けたのが、中々大変です。

月曜・ツナおにぎり弁当

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火曜・オムライス弁当

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水曜・のり弁

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木曜・のり巻き(ちょっと失敗)

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なんとも父親の作る弁当とは、どうしてこうも無骨になるのか。

こんな感じに弁当を毎朝作るせいで、寝不足で暑さと農薬が効く効く

狭小地域を終わらせたら、開発真っ只中の住宅地の田んぼに向かいます。

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住宅地には、積載車を置く場所がないので、スプレイヤを回送します。
一緒に来ている後輩の増トン車を借りて行きます。

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後輩の増トン車は、僕の8トンユニックよりも一回り小さく小回りが効きます。
しかも、スプレイヤを固定するウインチも付いています。うらやまし。

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これから向かうのは、こんな住宅地

家と家の間に僅かに残った生産緑化地区が、厄介な田んぼとして点在しています。

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ナンバーの付いていないこのブームスプレイヤで、農道以外を走行するのはかなりグレーゾーン

だから、圃場までは積載車で運ぶ必要があるのですがーー

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そもそも、狭い街中に積載車が入れる所なんてそうそうありません。
適当な場所で機械を降ろしたら、積載車は邪魔にならない場所に停めに行きます。
今回は現場から2キロ離れた広い農道に停めました。

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あとは、圃場と圃場の移動は、スプレイヤで自走します。

結局道路を走るしかないんです!

このスプレイヤ、時速8kmくらいしか出ないのでウンザリ。

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この住宅地で、除草剤散布する田んぼはたったの3枚で30a。
すでにスプレイヤの回送で1時間使っています。

アパートの裏を抜けた先の1枚。

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住宅に挟まれた1枚。

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僕の母校の工業高校グラウンド裏の1枚。

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圃場間の移動だけで自走で10分かかります。1枚10aの田んぼにこの手間は割に合いません。


田んぼが埋められて家が建てば、そこはまるで初めから住宅地であったようになってしまいます。
農道は生活道路になり、農業者は疎まれ、残った田んぼは僕ら農業者も手を焼く死んだ田んぼになります。

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平野という恵まれた土地にあるからこそ、住宅事情に挟まれて見捨てられていく農地もあります。
そんな農地は、これからも増え続けるでしょう。











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