野菜

通せんぼヤンマー

ブロッコリー定植最終日にたどり着きました!

今日で定植6日目。残すところは30aの大畑のうちの20aです。
空気が澄んで風があります。これなら昨日より楽に定植出来そうです。

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先週の定植を開始した金曜の朝以来、雨がまったく降っていません。
畑もかなりカラカラに乾いてきて、先週に植えたブロッコリーが心配です。

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さて、朝から同じ圃場をひたすら定植。
なんのドラマもありません。繰り返しです。

僕自身、この畑の写真を撮るのに飽き飽きしています

撮りながら「皆おんなじやないかい!」と心の中で突っ込んでいます。

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我が社が、ブロッコリーを始めたのは10年近く前です

当初は全自動セル苗移植機ではなく、半自動の移植機を使っていました。

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これは現行型なので、以前にあった移植機とは異なりますが、こんな機械です。

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回転寿司のレーンの様に回るポットに、抜いたセル苗をひとつずつ入れていく仕様です。

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早く植えようと思うと、かなり忙しくポットに苗を入れなければならず、なかなか疲れる機械でした。
自分で苗を入れるので、良い苗を選別できるのがメリットです。

ただ、千鳥2条植えなので、かなりしっかり畝を整形しておかないと雨で苗ごと畝が崩れる心配もありました。
畝も小型トラクターで1本1本立てるのが、広い作付けにはかなりの時間を要しました。

大型トラクターの中耕ロータリーで立てた畝に全自動移植機で1条植えする現在は、トータルでは当時の倍の速さになりました。

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午後3時に、ブロッコリーの定植がすべて完了しました

少し休んでから会社に戻ります。

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移植機の『ナウエルハナちゃん』お疲れ様です。
2haのブロッコリー定植、頑張ってくれました。

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僕は、役目を終えたブロードキャスターを洗って外して、そのままこのトラクターTJX77に『切りわら巻き機(ベーラー)』を付けます。
稲刈り後の田んぼの切わらを集めて巻く機械です。
稲の切わらは、地元の菊農家さん達に注文を貰っています。

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ブロードキャスターの底では、苦土と化成肥料がステンレスにこびり付いて錆びさせていました。
鎌と高圧洗浄でなるべく綺麗にします。

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副社長の作業場でブロードキャスターを外して、ベーラーを出しに行きます。

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残念な事に、藁巻きベーラーはこの奥です。
ヤンマーのクローラダンプが通せんぼしています。

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これ、6月か7月にも使おうとしてバッテリーが上がってたよな…

駄目だ!やっぱりエンジンがかからない!

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ブースターケーブルでもセルが動いてもくれません。
まいったな、セルすら動かないのはバッテリーの問題じゃないぞ。

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副社長に応援を頼むと、ひとしきりクローラダンプをいじって

よく分かんねぇな!よし!諦めよう!

とキッパリと言いました。
時刻は4時45分を回っていました。我々もタイムアップです。
あー無駄な手間…
こんなバッテリーの危うい機械の奥に物をしまってはいけません。

ブロッコリーを植え終えた達成感を台無しにする不毛な1時間でした。


雨に焦がれて

ブロッコリー定植6日目

メガネに張り付いてるようにどこを見ても
代わり映えしないこの景色、今日も退屈でがっかり

今日から、3回目に種まきした苗を本格的に植えていきます。

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月曜日から猛暑日の続いている愛知県西部です。
今日も朝から蒸暑い。
月曜火曜は強い風がありましたが、今日はまったくの無風!

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日差しはあるのに、くぐもった空気。
とんでもない蒸し暑さです。

正直に言って、ブロッコリーチームのコンディションは最低。

皆、疲れが溜まっています

熱中症でリタイアする仲間が出ても大変なので、1時間ごとに休憩を入れる事にしました。

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良い苗に良い畑で、僕らのコンディションも良いのなら、半日で10000株の定植が可能です。
弱い苗に、疲れの溜まったメンツでは、半日7000株がいいとこです。

我々従業員は、基本的に無理が効きません

というか無意味なのです。
例えば、経営者が厳しい目標を課して働かせると、そのツケは必ず目の届かない所で解消されます。
サボるつもりは無くても、
普段なら20分の休憩が30分に伸びたり、
10枚除草出来る田んぼが7枚しか出来なかったりするのです。

1リットルの水筒が、10時でほとんど空になりました

自販機でスポーツドリンクを補給します。

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お値打ちな500mlのペプシも炭酸を抜いて混ぜてしまいます。
極限状態に近付くと、水分なら何でも良くなるのです。


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11時に次の畑へ移動。
ここで1/3ほど植えてお昼になりました。

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朝に90枚(11500株)積んだ苗が30枚残りました。
半日で60枚(7600株)植えた計算です。
この暑さじゃこんなものです。

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我が社の昼休みは12時からおよそ45分

会社の頼んでいる給食弁当を食べ終わってからの過ごし方は、人それぞれです。
社長達は麻雀に勤しみ、若社長は自分の家に戻ります。
従業員はエアコンの聞いた休憩室で昼寝をするか、自分の車で昼寝するかです。

冷え過ぎたエアコンが苦手で(徒歩通勤のため)自分の車もない僕は、倉庫の椅子に座ってスマホでツイッターをしたり動画編集をしています。

普段は昼寝をしない僕も、連日のブロッコリー定植で疲れが溜まっています。
コンクリートに段ボールを敷いて横になるのが、何とも気持ちいいです。

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午後からは、夕立を匂わせる冷たい風が吹き始めました

パラパラと小雨が降り始めました。
時折、雲が唸るように雷鳴を聞かせます。

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最後のブロッコリー畑、30aの大ボス圃場に移ってからは本降りの雨が降ってきました。

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嘘のように涼しいです。
これだよ!こういう天気を待っていました!
先週の木曜日からずっと雨が降っていません。
定植したブロッコリーの為にも、畑を潤す雨が欲しかったのです。

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ーーと思ったら、20分程で止んでしまいました……

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ひとしきりアスファルトを濡らしたくらいで、雨は終わってしまいました。
定植は30aの畑を1/4植えたところで時間切れ。

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定植を残すブロッコリー畑は、あと22a

長かった定植作業も明日で終わります。
しかしながら、乾き過ぎの畑が心配です。
夜中に一雨来てくれないかしら。




中耕倍土の畝立て役者

今日もブロッコリー定植からスタート!

「この人、ブロッコリー定植ばっかりしとるなぁ」
とお思いの皆さん。
我が社は米農家です!信じてください!

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今日のブロッコリー定植は2回目の種まきした苗です。
昨日の残りの4aだけなので、1時間かからずに終了。

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3回目に種まきした苗は、まだ定植するには不安なサイズ。

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試しに育苗ハウス隣に植えてみました。

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ちょっと厳しいなぁ。
全体の1/4の苗が、定植機の針で抜き取れずロスが多く出ます。
これはもったいない。

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3回目の苗の定植は明日以降にするとして、残りの畑の準備をします。
4人いるので、殺菌剤散布と、元肥散布に分かれました。

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コート肥料と普通の化成肥料を同量。
10aにそれぞれ140kg散布します。
基本的に非力なので20kgの肥料が普通に重たいです。 

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均一に均一にと意識しても、イマイチ正解の分からないブロードキャスターの元肥散布。
後輩は何度も後ろを確認しながら散布しています。

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午後からは畝立てです

元肥散布後に耕耘した畑を、中耕ロータリーで畝立てしていきます。
久々登場のイセキTJ85は、4000時間のサブサブ機。
取り回しの良いサイズに高い馬力、優れた燃費性能の名機です。

僕が12年前初めて乗ったトラクターも、このTJシリーズでした。

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『優れた』とは言ってもロートル機。足回りはギクシャクで、ギアをスイッチで1速上げるたびにガクンと衝撃が走ります。

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ふと、後ろを見ると倍土板を置き去りにして畝立てしていました。
どこかにぶつけた訳でもなく、ボルトが緩んでいたみたいです。

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サブ機だから工具を積んでるか心配しました。
シート下の工具入れに一回りのスパナが入っていて一安心。

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錆び付いたボルトを増し締めします。
貧相な道具だから、力いっぱい締めてもまだ不安です。
畝立てもあと20a。今日は保ってくれるでしょう。

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今日も熱いです!37℃あった昨日より暑い印象

午後からはトラクターのキャビンなので、とっても快適です。
壊れたと聞いていた、このトラクターのエアコンも直してありました。
この間来ていたイセキの人達は、このエアコンを直していたのね。

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畝立てが終わったら、畝の手直し。
最初に畝立てした畑は、あまり綺麗に仕上がらなかったので、後輩がずいぶん頑張って直してくれました。
仕事増やしちゃってごめんよ。

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さぁ、これで明日は植えるばっかりです。
1日2日で、苗がどれくらい育ってくれるのか…

どちらにしても、とっととブロッコリー定植を終わらせて、月末の稲刈りに備えたいものです。

猛暑リターンズSOS

ブロッコリー定植3日目!

出社すると、若社長が一人でブロッコリーの苗を積んでいました。
慌てて僕も参加。

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100枚入の苗枠に1番上から積んでくれるものだから、勢い余って100枚積んでしまいました。
半日で植えられるセル苗の数は70枚前後です。

こんなにいらん!

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土曜日に10数畝残した畑からスタートです。
今日は最高気温37℃の予報。
意味が分かりません。もう9月も9日なのに、お盆の気温です。


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緩やかな風があるのが救いです。
土曜日の残りを終わらせて、13a程の畑に移動しました。

土曜日の疲れの残るメンバーたち。
かくいう僕も、連日定植機に着いて歩き続けて足がパンパンです。

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ユンボで枕地の整地にやって来た社長からお茶代をせしめて、飲み物を買って植木畑の影で休憩です。
こんな日はスポーツドリンク1択。
皆こぞってスポーツドリンクを買うものだから、行きつけの自販機のスポーツドリンクが売り切れてしまいました。

ヤバイ!僕らのライフラインが!

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ブロッコリー等の野菜を植えていると、田んぼの稲作とは面積の感じ方が全然違うのは面白いです。

13aって大きい!

トラクターで耕耘するだけなら15分で終わるのに!
9時から植え始めて、11時でやっとここまで。

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この畑は副社長の作業場の裏手なので、副社長が様子を見に来ました。
僕のオペレーターの師匠である副社長は、米の仕事以外は基本ノータッチです。
代かきと稲刈り以外は、年がら年中作業場で機械整備をしています。

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土曜日から植え付けのギアの入りが悪かったので見てもらいました。
スプレーグリスだけで直ったのは良かったのですが、今度は急に油圧が弱くなりました。

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どこかを直すと、どこかが壊れる 農機とはそういうものです

13aの畑が植え終わり、午後からは25aの大きな圃場に入りました。
100枚積んだ苗は午前で65枚使い、お昼に40枚積んで75枚。

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1時半には予想最高気温の37℃に達しました。
流石に身の危険を感じる気温です。

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平常運転を諦めて、猛暑の働き方に移行します。
1時間毎に休憩です。

用水ぞいの木陰に避難。
皆で用水に長靴を浸して冷やします。
あ〜生きてる生きてる。

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大きい圃場なのと、苗のコンディションも良く手直し要員にも余裕があるので、定植機をエンジン全開にします。

回転数を上げると足回りだけでなく苗の抜き取りやセルの送りまで挙動全てが荒っぽくなります。
その為、普段は4割程度の出力しか出していません。

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3時に再び休憩。
全然涼しくなって来ません。

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上流から、刈られた草が流れて来ました。 

誰だ!刈った草を用水に落としていく不届き者は!

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その後もせっせとエンジン全開。
4時半に積んだ苗も使い切り、店じまいです。
25aの圃場のうち、3aが残りました。

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全部で3回行ったブロッコリーの種まきのうちの、2回目までの定植はほとんど終わりです。
3回目に種まきした苗もこの流れで植えてしまいたい。

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ところが、3回目の種まきの苗はまだ成長が足りません。

茎が細く、根張りも弱い。これでは定植機で植えるのは難しいです。
うーん。あと畑は全部で45aくらいなんだけどなぁ。

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「今週は天気が保つので、木曜と金曜で終わらせよう」
と若社長が言いました。
あと3日もあれば苗ももう少し成長している筈です。
どのみち僕らの体力も限界。
定植作業に中休みがあるなら、それも良いかもしれません。



サタデー・ブロッコリー・フィーバー

今日は休日出勤。ブロッコリー定植2日目です!

参ったな。なんのドラマもない単調な仕事です。
ひたすら畑の写真で、どうやってネタを組めば良いのか。

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昨日の残りが2a程あるので、そこからスタートです。
朝から緩やかな風が吹いています。もっと吹け!

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次は5aの畑。
短い方向に畝が立っているので、ターンの手間で捗りません。

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この6aの畑で品種の切り替え

晩生の品種『こんばんわ』に切り替えます。
空は澄み切っていて、強い日差しがあります。

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この定植機で植えられる面積は、1日(8時間)で30a〜40a程度です。
苗のコンディション、畑のコンディション、畝の方向でかなり上下します。

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8時間で128のセル苗を120〜140枚。15000〜18000株を植えられる計算になります。
これは勿論、苗をノンストップで供給し続けてなおかつ、手直しを同時に行った時の数字です。

午後から植える畑は、長畝で1辺が50m以上あります

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往復の2畝でセル苗を3枚使うので、苗抜き機に通すのが追いつきません。

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昼休みのうちに、いくつかを苗抜き機に通しておきます。

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100馬力帯のトラクターや6条のコンバインにとって17aの田んぼは、大きい田んぼではありません。
ところが、野菜畑で17aはなかなかに大きいです。
「全自動セル苗定植機を使っておいて、贅沢言うな!」
と言われたら弱りますがーーー

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作物の品目や機械の種類によって、圃場は広くも狭くもなるのが農業の面白い所です。
米や麦のようにほとんどの作業が機械化された作物もあれば、レンコンのように人力が中心の作物もあるからです。

秋冬春と農業機械に乗る事の多い僕は、機械の性能を自分の実力と勘違いしがちです。
いやぁ、僕って、ちっぽけだなぁ。
農業機械に感謝。

17aの畑を植え終わり、隣の畑を時間が許すまで植えました

昼に8枚積んだセル苗が20枚余り。
うーん、午後から60枚しか植えられなかったか…

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会社に戻ると、イセキが畝立てに使っているTJ85を直していました。
そういえば畝立てをしていた若社長が、

「85、エアコン壊れてるんだよね…死にそう」

って言ってたな。

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TJ85を直してるイセキの兄さん。久しぶりに会いました

YouTubeの動画のエンディングで、HJ6123のバリカンを交換してくれてる人です。

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「もうこのエンディング、20万回以上観られてますよ」
と言うと驚いていました。
一緒にいたイセキの若衆も
「(イセキの)○○さん、もうユーチューバーッスね!」
と言っていました。
違います。










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